Work Life Balance

Happy Life♥

連載コラム vo.7

(株)ワーク・ライフバランス代表小室淑恵が語る

仕事と暮らしのハーモニー

 皆さんには宝物はありますか?私にはいくつもあるのですが、その中のひとつにもうすぐ3歳になる「息子の存在」があります。彼のエネルギーはいつも私を元気にさせてくれ、前向きに仕事ができる活力源でもあります。

 

 もちろん、子育てが大変だな、と思ったこともあります。初めての育児でとまどったことも数知れず…。同じように子育て中の方からは「子育てって大変ですよね。両立させるにはどうしても仕事の時間を削らざるを得ないのでは?」と問われることもあります。でも、これからの時代は成果主義、私は長時間働くことより結果を出すことが重要だと考えています。

 

 日本のいわゆるホワイトカラーは、残業時間の長さは世界トップクラスですが、仕事の生産性は先進国で最低レベルだということ、ご存知ですか?

 

 ほかの国の人々が家族と過ごしたり、恋人とデートしたりしてリフレッシュし、明日への活力を生み出している時間帯も、職場に居残っている日本のサラリーマン戦士たち。「残業もいとわずバリバリ働いている」という一見頼もしげな姿にもかかわらず「実はそれほど成果が上がっていない」という結末につながってしまっているのは、あまりにも悲しいですよね。

 

 だらだらと長時間働いてがんばった気になっている、そんな悪癖はもう断ち切るべきなのです。生産性の低い働き方をして、余分な残業代を持っていくような社員を抱えていては、企業の業績は悪化します。保育園のお迎えの時間に間に合うために、時間の制約がある中でも自分の仕事をきちんとやり遂げたなら、胸を張って堂々と職場を後にしてください。

 

 前途のような疑問をお持ちの方には「仕事に使える時間が減る」という側面よりも「仕事時間の長短にかかわらず、どれだけ成果を上げられるか」という考え方にシフトしてほしいと思います。また、短時間勤務制度などを利用して人より早く職場を出る時期には、肩身の狭さを感じることも多いかもしれません。しかし、そういう時こそ後輩の育成に力を入れたり、職場全体の生産性アップにつながる提案をしたりと、時間に限りのある人間だからこその視点を生かして職場に貢献してください。現状を前向きにとらえ、キャリアを途切れさせずに続けることで、必ず道は開けます。一緒に頑張っていきましょう!(第7話終)